東京で行くべきミュージックバー&レストラン

聴いて飲んで語らう、音楽好きたちのたまり場

テキスト:
Kunihiro Miki
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タイムアウト東京 > 音楽 >東京で音楽を楽しむ55のこと>東京で行くべきミュージックバー&レストラン

名盤に耳を傾けながらの飲み干す一杯しかり、はるか異国の音楽に耳を澄ませながら味わう現地の食しかり。そんな、頭も体も溶けてしまいそうな贅沢な時間を提供してくれるのが、ミュージックバーやレストランの醍醐味だ。音楽を肴に客たちとの会話を楽しむも良し、本場の雰囲気を耳と舌で味わうも良し。様々な新しい出会いが待っているはずだ。

音楽で世界を旅する。
  • レストラン
  • 吉祥寺
WORLD KITCHEN BAOBAB
異国の魅力を全身で味わうベストプレイスがここ。カリブ、アフリカ、中南米の音楽や食事、アルコールを楽しめる。レコードや雑貨は、店主が現地で買い付けてきたものだ。ライブも多く開催しており、国内外からラテンやレゲエ、アフリカ、ブラジル、サーフミュージックなどのミュージシャンが出演している。
大人の音楽基地に遊ぶ。
  • バー
  • 渋谷
DJ BAR Bridge
地上10階から渋谷の中心街を見下ろすロケーションにある同店には、誠実な音楽好きとマナーをわきまえた遊び人たちが集う。曜日ごとのレジデントDJはDJ NORI、TOSHIYUKI GOTO、川辺ヒロシ、クボタタケシら、錚々たる布陣。彼らのプレイに聴き入るもよし、仲間と踊るもよし。気取らず活気のある雰囲気が魅力だ。
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カルチャーの震源に集う。
  • レストラン
  • 恵比寿
タイムアウトカフェ&ダイナー(Time Out Cafe & Diner)
ライブハウスのLIQUIDROOM上階に店を構える、フラットな空間のカフェ&ダイナースペース。フードはバーガーから丼、揚げ物やパスタまで、趣向を凝らしたメニューが並ぶ。夜間はDJイベントやライブ、ワークショップなどが頻繁に開催されており、音楽やアートが自然とクロスオーバーするオープンなサロンとしても機能している。
  • バー
  • ワイナリーズ
  • 渋谷
グランドファーザーズ
老舗ミュージックバーの醍醐味が詰まった一軒。JBLスピーカーから切れ目なく放たれる音楽は、1曲ずつアナログ盤を繋ぎ、美しい流れを作り出すことに全神経が注がれている。70年代前後のポップス全般、特にAOR、ファンク、ソウルなどを中心とした曲がプレイされている。丁寧に作られたアルコールのアテには、名物の『あたりめ』を。
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  • バー
  • 渋谷
Bar Blen blen blen
サンバ、ボサノヴァのみならず、ヒップホップやドラムンベースのサンパウロ版など、近年ブラジルで流行している音楽も流れる渋谷のバー。フェイジョアーダやカイピリーニャなど、現地の料理や酒も存分に味わえる。店長の陽気で軽快なノリをはじめ、本国に負けないオープンなマインドが店内に満ちている。
  • ショッピング
  • 音楽&エンターテイメント
  • 下北沢
CITY COUNTRY CITY
下北沢文化の良心を集めたような居心地の良いカフェ。中古レコードショップとカフェバーが融合した珍しい営業スタイルだ。昼はゆったりしたアコースティック、夜はアルコールのノリに合わせたミドルテンポでグルーヴのある楽曲が流れる。生麺を使ったパスタは絶品で、デートにも使えそうだ。
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  • バー
  • ワイナリーズ
  • 代々木
Spincoaster Music Bar
キュレーターたちによる音楽情報発信で注目を集めるメディア『Spincoaster』が2015年にオープンしたバー。店内ではハイレゾとアナログレコード、2種類のプレイ方法を選ぶことができ、それぞれの特性にマッチしたサウンドシステムも用意されている。「何をどう聴くか」を考える、積極的な音楽体験が可能だ。
ブラックミュージックの聖地を訪ねる。
  • ナイトライフ
  • 下北沢
Little Soul Cafe
DJ、レコードマニア、バイヤーなども出入りするブラックミュージックの名所として知られている一軒。ジャズ、ソウル、ファンク、ディスコといった現在のクラブシーンのルーツとなる音楽がプレイされており、店が所蔵するレコードは約1万2千枚。幻の1枚をスピーカーで聴きたいなら、ここに駆け込むべし。
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人生の先輩と出会う。
  • ナイトライフ
  • 渋谷
POINT・66
多くのミュージシャンや著名人に愛され、コミュニティサロンとして名を馳せたクラブ、西麻布328。2015年に36年の歴史に幕を閉じた同店のオーナー前園が、新たに手がけたバーがここ。彼の魅力的な人柄と深い音楽愛が作る空間には、誰とでも打ち解けられる気さくで温かさな空気が満ちている。週末を中心に様々なジャンルのDJがプレイしている。
  • 音楽
  • 下北沢
トラブルピーチ
70年代にタイムスリップしたかのような圧倒的な空間を味わえる下北沢の老舗ロックバー。音楽や演劇に携わる著名人に愛され、ディープな下北沢の一面に触れることができる店だ。プレイされる音楽は、60年代から90年代の白人のロックやフォークのみで、すべてアナログレコード。天井から吊り下げられているスピーカーは手作りだという。
 
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道玄坂でビートを感じる。
  • バー
  • 渋谷
Beat Cafe
オルタナティブロックからクラブミュージックまで、独自の選曲が場の空気を司る、道玄坂のバー。外国人客が多く、常に賑やかなパーティー感が溢れている。また、欧米のミュージシャンとの繋がりも深く、人気バンドのメンバーがふらっと訪れることも。東京ならではのクロスオーバーな空間を体感してほしい。
  • バー
  • 国立
国立 NO TRUNKS
手入れの行き届いた音響機器でジャズを堪能できる、国立のジャズ&ダイニングバー。録音物の再生だけでなく、小規模の生ライブも。中央線界隈のジャズコミュニティの盛り場だ。「ジャズ以外も、ジャズの魂がはいっているものだったらなんでも」という店主の気概に惹かれるファンは、20代後半から60代まで幅広い。アルコールは焼酎が豊富。
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異空間で遊ぶ。
  • レストラン
  • アメリカ料理
  • 渋谷
  • 価格 1/4
THE GUINGUETTE by MOJA
「禁酒法時代のアメリカにあったフレンチビアホール」がコンセプトの、大人の遊園地とでも呼びたくなるような遊び心に満ちた一軒。スイングやブルース、ファンクなどをテーマにしたライブイベントを毎週数本開催しており、音楽と演出、アルコールが見事にマッチした空間となっている。ふらっと訪れることのできる敷居の低さも魅力だ。
文化の交差点で語らう。
  • バー
  • ワイナリーズ
  • 大久保
ART SPACE BAR BUENA
2012年に大久保駅そばのビルの2階に移転オープンしたアートバー。カウンターのほか、ソファー席もあり、広くはないがゆったりできる空間だ。店内には、写真や平面作品などが展示されていて、お酒を飲みながら気軽にアートを楽める。展示のほか、ライブやパフォーマンスなどのイベントも開催されている。
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  • バー
  • カフェバー
  • 渋谷
  • 価格 1/4
ロス バルバドス
奥渋谷にある粋な音楽酒場。コンゴのリンガラポップスを中心にワールドミュージックが店内を賑わせ、アフリカ、アラブ料理のベジタリアン向けのヘルシーなメニューを提供している。アルコールは、フランスのビオワインやラム酒が人気で、チュニジア産のいちじくの蒸留酒なども揃えている。
スターと同じ席で飲む。
  • バー
  • パブ
  • 青山
レッドシューズ
レジェンド級の海外ミュージシャンたちが日本で真っ先に向かうのがこのロックバーだ。初代店舗のオープンから35年、ロックの歴史が刻まれてきた同店には、それだけで陶酔してしまうオーラがある。店内の機材やアートワークについてはぜひスタッフや常連客に尋ねてみてほしい。フードメニューが一新され、一流料理人による中華を安価で提供している。
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  • バー
  • 渋谷
MILLIBAR
レゲエやワールドミュージックなど、異国情緒溢れる音楽が流れる渋谷宇田川町の老舗ミュージックバー。厳選された洋酒を味わいながら、見事にアレンジされた料理に舌鼓を打てるのも魅力。1番人気の料理はニューオリンズ料理をアレンジしたチキンガンボ。店内にはオーガスタス・パブロのジャケットの原画が。
  • バー
  • 新宿
新宿ドゥースラー
ベースミュージックを中心にしたクラブミュージックフリークがたむろするカフェバー。名物のドライグリーンカレーをはじめ数種のカレーやタコライスなどのメニューを楽しみながら、低音重視の迫力ある音響システムで音に浸ることができる。月の半分はDJイベントが行われ、音楽好きたちの気軽な交流場として賑わっている。
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プログレ仲間を作る。
  • 音楽
  • 江古田
江古田 フライングティーポット
アングラな香り漂う江古田駅のプログレ喫茶。プログレッシブロックを中心に、音楽、漫画、アートを嗜好するこの街周辺の客が集い、ジャンルを横断した交流が行われる場となっている。壁面ではアート作品の展示も行われ、週ごとに作家が入れ替わり、目を楽しませてくれる。
  • レストラン
  • キューバ料理
  • 下北沢

ボデギータ

下北沢駅南口から商店街を下り、茶沢通りを三軒茶屋方面に進むとある雑居ビルの地下に、ボデギータはある。黒豆やキャサバ芋、豚肉などを使ったキューバ料理と、ソンやルンバ、フィーリンなどのキューバ音楽が楽しめる本格的なキューバンスポットだ。定番メニューは黒豆ごはんとローストポーク、キャサバ芋のガーリック炒めなどが一緒になったプレート『ボデギータスペシャル』。ふっくらとして香りも良い黒豆ごはんはクセになる味だ。ライブイベントは平日、週末を問わず週に3本前後行われており、一流のミュージシャンたちによる演奏が楽しめる。モヒートやラムを飲みながら、哀愁漂うギターと乾いたパーカッションに身を任せたい。

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