47都道府県の酒も提供する馬肉専門店が恵比寿にオープン

テキスト:
Shiori Kotaki
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低カロリー高タンパク質の食材として、じわじわと人気を集めている馬肉。そんな馬肉を相性の良い酒とともに気軽に味わうことのできる日本のお酒と馬肉料理 うまえびすが2015年11月2日(月)、恵比寿駅東口から徒歩3分程度のところにオープンした。

馬肉専門店である同店だからこそまず味わってほしいのが、新鮮な馬刺し。『馬刺し盛り合わせ』(1,880円)には、赤身、ちょうちん、特選といった3種類の肉が盛られており、初めて馬肉を食べるという人にもぜひすすめたい一品だ。赤身を基準にしてちょうちんや特選を味わうと、味の違いなどをより感じることができる。

『馬刺し盛り合わせ』

刺身や寿司など、鮮度重視のメニューには熊本県を主とした国内産の馬肉が使用されているが、グリル料理には国内産の馬肉と国外産の馬肉が使い分けられている。どうしても国内産のもののほうが良いという印象を持ちがちだが、実は国外産のもののほうが安全基準が高く、国内産のものに負けないくらい良質な肉が多いとのこと。また、使い分けることによってその時期に合わせた良質な肉を提供することができるそうだ。刺身とはまた違った馬肉を楽しめる『グリルホースの3種食べ比べ』(2,980)では、上バラ、上ハラミ、サーロインの3種類の肉を一度に味わうことができる。

『グリルホースの3種食べ比べ』

ボリュームもあるので、馬肉を存分に堪能したい人に最適だ。酢ダレを使用した自家製のソースや大葉で作ったジェノベーゼ風ソース、塩、スパイスを使い分けて、様々な味わいを楽しんでほしい。

また、グリルなどは調理に少々時間がかかってしまうため、これら馬肉料理の前にはなにか一品料理を注文しておくと良い。なかでも『小鉢の盛り合わせ』(1,480円)は、メイン料理の前に2〜3人で味わうのにちょうど良いメニューだ。「料理開拓人」の堀田裕介監修のもと、全国の契約農家から仕入れた野菜を使用したメニューや薫製料理をメインに計7種類の肴が盛られている。 

『小鉢の盛り合わせ』

そして、忘れてはならないのが47都道府県の酒。店内にはブランド酒に関係なく本当に美味いと思って選ばれた酒が常時70種類以上揃っており、馬肉を肴に最高の一杯を味わうことができる。また、酒の種類が頻繁に変わるよう店が休みの日にはなるべく縁のある全国の蔵元に足を運び酒の仕入れも。メニュー表には、それぞれの料理に合う酒も細かく紹介されているので、迷った際はぜひ参考にしてみてほしい。メインは焼酎となっているが、フルーティな味わいの樽生スパークリング日本酒やワインなど、バラエティ豊かな品揃えだ。

『おこぼれKANPAI!酒 さざなみ』

多くの人に馬肉を食べてほしいという想いのもとオープンした同店では、良質な馬肉を比較的利用しやすい価格で提供している。また、壁にびっしりと酒を並べながらもカフェのような雰囲気を持っているため、良い意味で敷居の高くない入りやすい店構えだ。まだ馬肉に馴染みがないという人も、ぜひ一度同店を訪ねてみてほしい。きっと馬肉の魅力を体感することができるはずだ。

日本のお酒と馬肉料理 うまえびすの詳細はこちら

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