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東京、フードトラック5選

カレー、パッタイ、ロティサリーチキンなど、新時代の屋台料理

Text by Cal Widdall

東京のストリートフードはもはや、たこ焼きや焼きそばなどの祭り屋台に限られたものではない。近年、「フードトラック」のシーンが、量や質、ヴァラエティにおいて存在感を増しており、いまやベストフードのいくつかは四駆の上にある。新しい時代のソーシャル屋台とも言うべきフードトラックを、店舗営業するレストランの移動できるサテライトとして機能しているもの、完全にインディペンデントとして活動しているもの、あわせて5つを厳選した。いずれも、探し出して行列に並んででも試してみる価値があるだろう。

WISH FRESH SALAD

WISH FRESH SALAD

ウィッシュフレッシュサラダは、自分でカスタマイズできるサラダとラップサンドを提供している。ルールはシンプルで、レンコン、マッシュルーム、ベーコン、パプリカ、オリーブなどの選択肢から4つの食材を選び、手作りドレッシングを6種類のなかから選択する。ちなみに、一番人気はハニーマスタードだ。店主は、ニューヨークの映画プロダクションで学んでいるときに、この「キッチンカー」のアイデアを思いついたという。また、彼の語学学校の近くのデリでは、メインディッシュとしてのサラダという考え方を知った。東京に帰り、このフードトラックを始めた最初の場所が、目黒雅叙園のアルコタワーであり、すぐに青山のファーマーズマーケット@UNUでも週末に販売するようになった。クラウドファンディングによるレストランも計画している。正午にはほとんどすべてのメニューが売り切れるほどの人気なので、早めに訪れてほしい。不幸にも間に合わなかった場合は、ドリンクで喉の渇きを癒そう。スパークリングワインや瓶ビールも年中販売されているが、季節のアルコールもおすすめだ。

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GARAGE 50

GARAGE 50

バンの中という限られたスペースにもかかわらず、ガレージ50は幅広いピザのラインナップを誇る。トマトソース、ホワイトソース、バジルソース、ガーリックオイル、メープルシロップなど様々なカテゴリーから選ぶことができる。すべて石焼きの薄い生地だ。カットトマト、ハム、ペストジェノヴェーゼなどが乗った『イタリアンバジル』と、食欲をそそる匂いと肉の食感が満足感のある『ガーリックアンドチョリソー』がおすすめ。フェイスブックのページから季節の商品もチェックしてほしい。24cmのピザすべてがたったの500円で、『コカコーラ』や『カナダドライ』のジンジャーエールが100円と、安価なのがなによりも嬉しい。

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プラススパイス

プラススパイス

インドの国旗を掲げたベージュのトラックでカレーとナンを販売するプラススパイス。見かけたときは必ず訪れてほしい。今でこそ、川崎と横浜、長野県の上野に3店舗を構える同店だが、スタートは都心部で毎日営業する2台のトラックからだった。メニューはすべて小型容器に入れられ、ライスかテニスラケット大のナンとともに提供される。もし胃の中にブラックホールを持っているなら、ライスとナンの両方をオーダーするのもいいだろう。辛さこそ、日本人の味覚に合わせて調整されているが、風味が損なわれることはない。小さなタンドール釜によって目の前で焼かれるナンは、温かく香ばしく、口の中でとろけるようだ。

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Adwee Lalawee

Adwee Lalawee

正確には、テクニカルな面でフード「トラック」とは呼びがたいが、このアドウィララウィのパッタイを抜きにして、このリストを完成させることはできない。自転車の後ろに木製のカートをひいて、タイ風焼きそばのパッタイだけを提供する、不思議な店だが、実際なんらのオプションメニューも必要を感じないだろう。カウンターにあるセルフサービスの調味料と砕いたピーナッツで、異なるフレイバーを楽しめる。少し辛みをつけて、たっぷりナッツを乗せて食べるのがおすすめ。シンプルでオーセンティックなパッタイを380円、『シンハービール』を400円で味わえる、同店を見つけ出すのに少し苦労することもあるかもしれない。高円寺や阿佐ヶ谷あたりにいることが多いが、決まったスケジュールはないので、ツイッターの投稿をチェックしてほしい。カートを飾る、独特の手描きポートレートも味がある。

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パサデナ デリカテッセン

パサデナ デリカテッセン

東京のフードトラックは、すべての調理器具を車内に詰め込むために多くの工夫をしているが、パサデナ デリカテッセンの大きなロティサリーロースターはとりわけ印象的だ。1日中5羽のチキンが丸ごと串焼きされるバンの中は、油でぎらつき、食欲を掻き立てる匂いを放っている。じっくりとローストされたチキンは、肉汁をたっぷりと含み柔らかい。ちょうど良い焼き加減の皮もジューシーだ。チキンは、レタスやピーマンを挟んだサンドイッチとして、あるいはポテトやサラダ、ジャンバラヤなどを付け合わせにしたプレートで食すことができる。湘南にある店舗でも、炭焼きされたロティサリーチキンを提供している。

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