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東京、焼き小籠包5選

中野、大塚、自由が丘、渋谷、吉祥寺で上海名物のB級グルメ『生煎』を味わう

Text by Takeshi Tojo

中国上海市で2010年5月1日、上海万博が始まった。246の国・地域などが参加する大規模な国際博覧会で、開場から1週間で来場者100万人を記録、終了の10月31日までに7000万人の来場が見込まれている。会期中に上海の訪問を予定している方も多いとは思うが、気になるのが現地の文化。そして中国といえば、そのひとつは“食”になるだろう。そこで、いま東京でもじわじわと注目を集めているのが、上海を代表する名物料理のひとつ『焼き小籠包』だ。

焼き小籠包は中国では生煎(シェンチェン)と呼ばれており、小麦粉の皮で挽き肉の具を包み、鉄板の上にぎっしりと敷き詰めて蒸し焼きにしたものが一般的。底の部分には焦げ目がつき、中にはあつあつの肉汁がたっぷりと含まれている。皮に穴をあけて肉汁すすってから食べるというこのローカルフードは、朝食やおやつとして日常的に食べられており、庶民に愛され、上海を中心に広がっている。そんな上海のB級グルメとも言える焼き小籠包だが、上海万博の開催に合わせ、東京では専門店の出店が相次いでいる。既に行列ができている店舗もあるほどの人気ぶりだ。新規オープンの店が多いため、さっぱりとして清潔感のある店舗が多く、行列の中には女性も多く見かける。

ここでは注目を集め始めた、焼き小籠包を専門に扱う5店舗を紹介する。どの店舗にも「ヤケドに注意」との注意書きがあるので、不慣れな“初心者”はあふれ出る肉汁に気をつけながら、焼きたてを食べてほしい。

スープドラゴン

中野駅北口を出て中野ブロードウェイを通り、ぶつかった早稲田通りを右に曲がると、右手に見えてくる。カフェのような店構えをしているが、専門店と名乗るだけありメニューは非常にシンプル。フードは焼き小籠包のみ、ドリンクはアボカドシェイク(450円)、マンゴーシェイク(450円)、黒烏龍茶(250 円)を提供している。焼き小籠包はコラーゲンを使用したしょう油ベースのスープが特徴だ。カウンターも含めて10席程度のイートインスペースがある。4個350円から。

中野

焼き小龍包 王朝 yamuchashop

大塚駅北口を出てすぐの場所にある。黄色をベースとした外観は派手に感じるが、店内は白と赤を中心にしたカラーで統一されており、清潔感がある。豊富なメニューが特徴のひとつで、焼き小籠包はもちろん、上海蟹みそ入り小籠包や大籠包、かぼちゃ餅、秘伝スープなどの点心が揃う。またそれらを組み合わせた飲茶セット、ハッピーアワーセットなどのセットメニューも豊富だ。イートインスペースが広めなので、ぜひ店内であつあつの焼き小籠包を食べてほしい。3個350円から。

大塚

大山生煎店

上海にある焼き小籠包の老舗『阿三生煎館』のレシピを受け継いでおり、皮が薄く中のスープはあっさりとした味わい。焼き小籠包のほかにもスープなどを販売、17時からは小菜(おつまみ)類も取り扱いを始める。立食だが店内で食べることも可能。店舗は『はらドーナッツ自由が丘店』の目の前にある。3個300円から。

自由が丘
[閉店]上海生煎館

[閉店]上海生煎館

2010年2月にオープンした焼き小籠包専門店。渋谷駅を出て道玄坂を登り、右手側に見えてくる。焼き小籠包は肉汁が多いのが特徴で、温泉まんじゅうのようにつるっとした小麦粉の皮はもっちりとした食感。焦げ目がついた底の部分も厚みがあるので、食べ応えがある。基本的にテイクアウト専門だが、店先で食べることもできる。4個400円から。

上海 焼き小龍包

吉祥寺駅北口に広がるレトロな空間、ハーモニカ(ハモニカ)横丁。たくさんの小さな店が軒を連ねるその一角、うなぎ屋と果物屋にはさまれた場所に2010年3月、オープンした。取り扱いは焼き小籠包のみで、小麦粉の皮が肉厚で食べ応えがある。イートインスペースは併設されていない。行列が長い場合は、次回焼き上がり分の予約となる可能性があるので注意が必要だ。4個380円から。

 

吉祥寺

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