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クロアチアでしかできない10のこと

海のスポーツから美食まで、エキスパートが選ぶ最高のアクティビティ

タイムアウトクロアチアによると、クロアチアは、日本からも2014年だけで17万7000人もの観光客が訪れ、渡航先としてますます人気を集めているという。海でのアドベンチャースポーツから陸での美食まで、クロアチアでできることは数えきれない。ローカルエキスパートが、その中でも最高のアクティビティーを選び抜いた。

河川や海岸は言うまでもなく、イストリア半島やダルマチア沿岸、クヴァルネル湾そしてスラヴォニア郡など、様々な景観を擁するクロアチア。その国の大部分は手つかずの自然を残し、ハイキング、サイクリング、山歩きや乗馬などには最適だ。雄大な風景に目を奪われつつ、最上級のシーフードやジューシーな肉料理に舌鼓を打つこともできる。

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ウィンド&カイトサーフィンで遊ぶ。

ウィンド&カイトサーフィンで遊ぶ。

クロアチア周辺で吹く風のおかげで、ウィンドサーフィンとカイトサーフィンで賑わう海岸が2つある。イストリア半島の南端Premantura周辺と、ペリエシャツ半島のViganj(ヴィジャニ)だ。イストリアでは、半径20km圏内に10個もの休憩施設が設けられている。Bjeca湾は、初心者にも易しい浅瀬で水底も砂地だ。それに比べ、Korčula(コールチュラ)からボードで行けるヴィジャニは、上級者向けのスポットだ。世界大会も催される、ここクロアチアではカイトサーフィンが人気だ。いつもの休日にアウトドアの興奮をプラスするなら、Bol(ボル)やBrač(ブラチ)には安価な道具を貸してくれる店も多い。Yellow Cat がおすすめ。

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トリュフを食す。

トリュフを食す。

イストリアといえばトリュフだ。訓練されたトリュフ犬たちが、Motovun(モトヴン)の森で嗅ぎ分け、驚きの値段(白トリュフは1kgあたり40万円以上)で取り引きされる珍味は、パスタ、ライス、スクランブルエッグ、ステーキとともに調理される。リキュール、ビスケット、ハチミツやアイスクリームにまで、意外なほど幅広く使われている。「tartufo vero」という看板は、高い基準をクリアし珍味を取り扱う許可を得ているという意味なので目を光らせよう。レストランLivadeでは、10月の週末にトリュフ選考会やオークション、料理教室が行われる。

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ヴィス島を発見する。

ヴィス島を発見する。

ヴィス島に惚れ込むのは難しくない。クロアチアのどの島よりも広い砂浜を持つこの孤島は、(軍の基地だったこともあり)数十年もの間、観光客は立ち入り禁止だった。ツアーも組まれず、もともとの美しさを保っており、シンプルで昔からの楽しみ方を提供する。特にグルメはおすすめ。Restoran Stončicaの伝統的な家屋の中で砂浜を眺めながら、冷えたビールとともに新鮮なイワシを味わうのも良し、辛口の白ワイン「Vugava」や熟成した赤ワイン「Plavac」などの地元の酒を楽しんだり、PojodaやKonoba Roki’sといった有名店に足を運ぶのも良しだ。

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音の波を感じる

音の波を感じる

Tisno(ティスノ)は、Split(スプリト)やドブロブニクほど華々しくはないかもしれない。しかし、歴史的な建築がないため、旅行者やツアー客に占領されておらず、青々とした木々が影を落とすこの町では、有名な『Soundwave Festival』 が7月に野外で開かれる。『Garden Festival』同様、Barbarella(バーバレラ)のクラブや海辺、ボートパーテイーなどの特徴をいかし、『Soundwave Festival』もディスコからヒップホップ、ジャズまで、幅広いジャンルのラインナップを揃えた、音楽好きのためのフェスティバルだ。

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クロアチア最高級の海鮮を味わう。

クロアチア最高級の海鮮を味わう。

クヴァルネル湾で獲れるスキャンピと呼ばれる大ぶりのエビは、クロアチアでも最も美味しいと名高い。1年を通して手に入るが、旬は5月から7月の間だ。ロブスターの仲間であるこのエビは、この時期になると満月の夜に餌を探して住処を抜け出すのだそうだ。茹でたり焼いたりはもちろん、イストリアのハムやオリーブオイルを使って仕上げたメニューもあるので試してみよう。また、クロアチアの牡蠣は大西洋側で穫れるものよりも主張の強い風味だが、ペリエシャツ半島に位置するSton(ストン)やイストリアのLimski(リムフィ)水路で収穫される種類は有名だ。ドブロブニクの一流店で提供されるストン牡蠣は、海から水揚げされた直後や3月の聖ヨセフの日に行われる牡蠣祭りで食べるのがベスト。路上でも売られているが、リムフィ水路の入り口あたりでEmil Sošičの帽子を見かけたら、立ち寄ってみては。そしてzubatacという名で知られるキダイは、欧米では馴染みがない魚だが、絶妙な味が人気を集めている。古代ギリシャ人、ローマ人が好んで焼いて食べたと言われる赤ボラにも注目だ。

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ビシェヴォ島の青の洞窟を見る。

ビシェヴォ島の青の洞窟を見る。

ヴィス島の東海岸沿いに位置する「青の洞窟(Modra šplija)」は、Komiža(コミジャ)から海を渡ってたどり着ける。午前9時に出港し、11時頃に到着する。陽が高くなるにつれ、水中の入り口から光が差し込み、洞窟は幻想的に青く明るむ。多くの人はこの時点でダイブし、繁忙期の7月や8月のこの時間は混雑する。コミジャのエージェントは日帰りツアーも組んでおり、ランチはもちろんビシェヴォ島のビーチを堪能できる。

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プリトヴィツェ湖群に見とれる。

プリトヴィツェ湖群に見とれる。

100万人以上もの人が訪れる、クロアチアの最も美しいスポットがここ、プリトヴィツェ湖群だ。大量のツアー客もなんのその、国立公園でもあるプリトヴィツェでは、天候が悪くても見られるものが多い。ザグレブとスプリトの間を走る高速道路を降りてすぐ、とアクセスも良い。1000種類もの植物、140種の鳥類、40種の哺乳類が住む。鹿、熊、オオヤマネコも見つかるかも。しかし、動物たちよりも人気なのは、常に形を変え、レース状に連続した滝でつながる、16もの澄み切った湖だ。美しいターコイズ色の湖をなぞるように歩くことができ、ブナやマツ、モミの森に囲まれながら、滝や湖の景色を魚になったような気分で楽しめる。公園内は路面電車が走り、南北の湖群を結ぶほか、Veliki slapやBig Waterfallといった滝にも移動できる。早めにスタートすれば、主な観光スポットは一日ですべて見られるだろう。

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失われたローマの都市を訪ねる。

失われたローマの都市を訪ねる。

BrbirのBurnum、Varvaria(ヴァルヴァリア)にある軍用施設や、Benkovacの近くのAsseriaは、今はなきローマの都市があった場所で、道路や寺院、建築の装飾などの遺物を残している。まだまだ発掘途中のものもあるが、内陸に進むにつれて遺跡や廃村が見られる。ローマ人の足跡をたどるなら、『Secret Dalmatia’s Lost Roman Cities Tour』というツアーに参加してみてはいかがだろうか。5時間かけてŠibenikからZadarを見学し、ワインテイスティングでシメ、というプログラムだ。ローマ初代皇帝アウグストゥスが敵部族を倒しアドリア東方の征服を達成した、と言われるPromonaという場所もツアーに含めることもできる。英語を話すガイドや運転手、ホテルからの移動やその他の費用も入れて、基本のツアー料金は1万円以下とお得なので、是非チェックしよう(www.secretdalmatia.com)。

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夕食前に泳ぐ。

夕食前に泳ぐ。

食前酒を飲みながら食事を注文し、プールに飛び込んで少し泳ぐ。体を乾かし服を羽織る頃には、一流の魚介と新鮮なサラダが待っている。ドブロブニクの北西に位置するZaton Maliに店を構えるGverović-Orsanは、そんな贅沢が体験できる場所のひとつだ。改築されたボートハウスは専用のシャワーとビーチを持つ。一番よく知られているのは、ワインとレモンでソテーした貝やエビを、イカスミに漬けたライスと混ぜた黒いリゾットだ。ローズマリー、海塩、受賞歴のあるオリーブオイルなどを練り込んだ自家製ピザ風フォカッチャからも目が離せない。Rovinj(ロヴィニ)の町Blu(ブル)では魚介市を開催しており、シンプルな魚介スパゲッティから、トリュフやポレンタ(トウモロコシの粥)に添えられたホタテ、キャビアやサフランを添えたスズキなどが食べられる。ロヴィニの旧市街を望むロケーションや、食事の質を考えると、値段は比較的安い。より落ち着いた雰囲気で夕食やスイミングを楽しみたいなら、Hvar(フヴァル)から海沿いを45分歩いたところにあるRobinsonもおすすめだ。ロビンソンという名の由来でもある、人里離れた場所にある同店は、ヨットが停泊する湾のそばに立っている。歩きたくない、と思ったらオーナーシェフのDomagojさんに電話すれば、ボートで迎えに来てくれるかも。注文し終わったら、湾を囲む石の白に映えてより青く見える水に飛び込んでみよう。

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ペリエシャツのワインツアーに参加する。

ペリエシャツのワインツアーに参加する。

ペリエシャツ半島は細長い(だから海の景観から離れることはない)うえにブドウ園やワイン製造所で溢れている。険しい地形の場所では、60度もの傾斜に栽培されているところもあり、収穫するときはロープに体を預けて坂を下る農家の人たちの姿も見られる。自分で半島をドライブしワイン工場に立ち寄ることもできるが、『1001 Delicija』を通して愛好家たちとツアーを組むのも一興だろう。レストランの多い古都がある半島の先端あたりにある、コールチュラという島での時間も計算に入れてはいかがだろうか。2つのワイン工場を特におすすめしたい。まずはストン市のすぐ外にある、クロアチアのワイン工場で初めて世界的な名声を博したFrano Milošだ。クロアチアが独立し、私有企業の運営が許可されると、オーナーは土地と地元のワイン工場を買い、Stagnumという種類の美味しいワインを醸造した。岩山のそばに建ち、陽の当たるテイスティングルームで、ゆったりとした午後の一杯を楽しみたい。続いて紹介するのは、コールチュラ島にあるFrano Milina Bireだ。雌羊のチーズとケッパー、軽く焼いたアーモンド、スライスしたプロシュートハムをあわせた贅沢なつまみを、大ぶりなグラスに注がれたパンチの効いた赤ワインとともに。人気なのは、旧ユーゴスラビアの大統領チトーの訪問を祝うために、オーナーの祖父が考案した、ゴートチーズを使ったリゾットだ。

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