No Museum, No Life? ーこれからの美術館事典

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No Museum, No Life? ーこれからの美術館事典

日本に存在する国立美術館5館による合同展。皇居そばにある東京国立近代美術館で開催される本展は、「美術館」自体をテーマとしており、美術館の構造や機能から着想を得たAからZまでの、36個のキーワードに基づいて構成されている。「artist(アーティスト)」のA、「beholder(観者)」のBという、芸術行為において最も基礎となる要素から始まり、続く「catalogue(カタログ)」のC以降も、「frame(額)」のF、「record(記録)」のRなど、鑑賞行為や美術館活動を考えるうえで避けることのできない重要タームが並ぶ。あたかもミュージアムにまつわる巨大な事典を紐解くかのような会場構成はトラフ建築設計事務所、グラフィックデザインは建築設計事務所アトリエ・ワンに在籍したこともあるデザイナーneucitora 刈谷悠三によるもの。2010年の『陰翳礼讃』展(国立新美術館)以来となる、5館による合同展。古今東西、幅広いコレクションとともに美術館の何たるかを問いなおす機会となるだろう。

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