高嶺 格:とおくてよくみえない

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高嶺 格:とおくてよくみえない

現代美術家・演出家として活動する高嶺格の首都圏初となる大規模な個展。2000年代初頭の作品にはじまり、横浜・黄金町で滞在制作される新作までを紹介する。展覧会のサブタイトル「とおくてよくみえない」は、混雑した展覧会で観客がしばしば発するフレーズ。本来、自由な表現によって成り立つ美術作品が、美術館や展覧会などの様々な制約の中で展示されるという矛盾について、高嶺が感じた疑問と興味が新作の出発点になっている。その先に、高嶺が何を見つけたのか、どんな作品が現れるのか楽しみだ。


高嶺 格 ≪God Bless America≫ / 2002年 / 映像作品(8’18”)

9・11事件後のアメリカのアフガニスタン侵攻政策に対する批判を出発点に、クレイアニメの手法で制作されたビデオ作品。2トンの粘土でできた巨像が「ゴッド・ブレス・アメリカ」を謳っているかのように動き、巨像と、それを動かすために奮闘する人間の姿が対照的に映し出される。高嶺の代表作の一つとして、多くの美術館に収蔵されている。

イベントのウェブサイト http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2010/toofartosee