キュッパのびじゅつかん

「物を見つめ、集め、並べてみることから始まる、私たちの住む世界とのコミュニケーション」をテーマとした展覧会が、上野の東京都美術館にて開催。物集めが大好きな丸太の男の子を主人公に、ノルウェーの新進作家オーシル・カンスタ・ヨンセンが描く絵本、『キュッパのはくぶつかん』が同展覧会の出発点。『キュッパのはくぶつかん』の物語や、物を収集する過程のワクワクした気持ちが伝わってくるコレクションを通して、誰かと眼差しを共有する楽しさを体験することができる。また、床に並べられた1000種類以上の物を見つめ、集め、自分の分類を考え、箱の中に並べるという参加型の展示スペースもある。