やくしまるえつこ「わたしは人類」展示

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やくしまるえつこ「わたしは人類」展示

ミュージシャン、やくしまるえつこが『茨城県北芸術祭』のテーマソング『わたしは人類』を作詞、作曲した。これだけでも十分に目を引くセンテンスだが、その曲にはある微生物の塩基配列が組み込まれており、さらにその楽曲情報からDNAを人工合成して染色体に組み込んだと聞けば、SF小説の一節か何かかと思う人がほとんどだろう。やくしまるはシネココッカスと呼ばれる微生物の塩基配列を独自のルールで音に変換し、『わたしは人類』いう曲にした。同曲のコンセプトである「人類滅亡後の音楽」とは、その生物が永遠に自己複製を繰り返すことで、たとえ人類が滅亡したとしてもデータとしてその音楽が生き続けるということを指している。渋谷のFabCafe Tokyo内にオープンしたバイオテクノロジーの実験や研究が可能な設備を備えた施設「バイオラボ」では、11月10日(木)から11月20日(日)まで、その楽曲情報が染色体に組み込まれたシネココッカスを見ることができる。また、9月30日(金)までは同曲と世界観がリンクした『ロンリープラネット』の楽曲情報が組み込まれた生物を展示する。生物を利用したデータ保存の未来を垣間見る展示となるだろう。

 

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