ほほえみの御仏-二つの半跏思惟像-

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(左)国宝 半跏思惟像(右)韓国国宝78号 半跏思惟像
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国宝 半跏思惟像(全身正面) 奈良 中宮寺門跡
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韓国国宝78号 半跏思惟像(全身正面)
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日本と韓国の国交正常化50周年を記念し、両国を代表する2体の半跏思惟像(はんかしゆいぞう)が展示される。半跏思惟像とは、左足を踏み下げ、右足をその膝の上に組んで坐り、右手を頬に添えて思案する仏像のことだ。少し笑みをたたえ物思いにふける表情はどの角度から見ても美しく、全体を流れる柔らかな曲線が見る人を魅了する。インドから中国を経て、朝鮮半島と日本へと伝わった半跏思惟像は、6世紀から8世紀の間に盛んに造られた。なかには古代仏教彫刻の傑作と言われるものが多数存在し、日本では奈良県の中宮寺門跡と、京都府の広隆寺に伝わる半跏思惟像が広く知られている。同展覧会では、中宮寺門跡に伝わる楠から造られた半跏思惟像と、遠く韓国から同じく国宝に認定されてる銅製の半跏思惟像が同時に展示される。日韓の長い歴史のなかで人々に愛され、また見守ってきた2体の仏像を見ることができる貴重な機会になるだろう。

掲載日

イベントのウェブサイト http://hankashiyui2016.jp/
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