あいちトリエンナーレ2016

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愛知県で3年に1度行われる国際芸術祭。『記憶-創造と想起の力』や『愛の小さな歴史』などの文筆業でも知られ、キュレーション活動なども精力的に行う写真家の港千尋が芸術監督を務めている。3回目の開催となる2016年は、「虹のキャラバンサライ 創造する人間の旅」と銘打ち、「旅」をテーマに、祝祭感溢れるフェスティバルが展開される。映像プログラムを含む「現代美術」と、毎回恒例の『プロデュースオペラ』を中心とした「舞台芸術」、そして「普及・教育」という大きく3つのカテゴリーが用意されている。美術教育に多大なる貢献を果たしたビクトル・ダミコの考案した装置を体験できる『ダミコルーム』が設置されるなど、「普及・教育」プログラムへの注力は同トリエンナーレの特色の一つと言えるだろう。

前回から引き続き会場となっている名古屋市と岡崎市だけでなく、新たに豊橋市も加えて、ますます規模が大きくなった。展覧会のキュレーターとして、ブラジルからダニエラ・カストロ、トルコからゼイネップ・オズを招聘しており、参加作家もより国際色豊かになっている。また、パフォーミングアーツは、プログラムの多くが開催日を10月に集中させており遠方客にとってもありがたい。惜しくも、彩の国さいたま芸術劇場でのアクラム・カーンとの共作が公演中止となってしまったイスラエル・ガルバンや、カンパニーDCA/フィリップ・ドゥクフレ、小杉武久、山田うん、青木涼子など注目のプログラムが集まる。ディディエ・テロンのカンパニーが、街中でハプニング的パフォーマンスを繰り広げるというのも見逃せない。

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掲載日

イベントのウェブサイト http://aichitriennale.jp/
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