第13回 東京フィルメックス

今年で13回目を数える秋の国際映画祭。作家主義を掲げ、アジア、中東などの新進作家による映画作品が多く上映される映画祭で、近年は園子温監督『愛のむきだし』の出品、受賞も話題となったが、本年は園監督の95年作『BAD FILM』の上映も決定。ほかにも特別プログラムとして、イスラエル映画傑作選としてイスラエル映画が多数上映されるほか、木下恵介生誕100年プログラムとして木下監督の特集上映がおこなれる。また特別招待作品として、アキ・カウリスマキ監督やペドロ・コスタ監督らによるオムニバス映画『ギマランイス歴史地区』の上映も決まっている。今年も有楽町朝日ホール、東劇、TOHOシネマズ日劇を会場に、特別上映作品の上映、トークイベントなどのプログラムが予定されている。