ダンス界のフロントランナーとジャズピアノの巨匠による奇跡のセッションが東京芸術劇場にて開催される。1960年代以降、日本のジャズ界を牽引してきた山下洋輔は、ジャズのみならず和太鼓やオーケストラとの共演など、世界各国で幅広い活動を続けている。構成、振付、美術、照明まで担当する勅使川原三郎は、自身の率いるカンパニーKARASでの先鋭的な活動もさることながら、パリ オペラ座での作品振付をはじめ、オペラや映像など、様々な表現活動を手がける鬼才だ。同じくKARASのダンサーで近年ますます国際的な評価を高めている佐東利穂子とともに、繊細にして過激なダンスを生み出す。世界的な名声を得てなお、新しい表現に挑み続けるアーティストたちの姿を目撃してほしい。
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『アーティストが場を持つということ』