ASU~不可視への献身

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タイムアウトレビュー

日本のダンス界を代表する金森穣が率いるカンパニー、Noism(ノイズム)の新作公演。金森は、『ボレロ』や『春の祭典』などの名作で知られる振付家モーリス・ベジャールの主催するダンス学校で学んだのち、1994年からネザーランド・ダンス・シアター(NDT)に入団。イリ・キリアンが芸術監督を務める、ヨーロッパ屈指のカンパニーでダンサーとして活躍する。その後も、名だたるバレエ団でダンサーとしてだけではなく、振付など重要な役も任される。帰国後に設立したNoismは、国内唯一の公共劇場専属舞踊団として常に先進的な活動を続け、日本の劇場文化の発展に寄与してきた。
「アジア」の語源となる、「東」「日の出」を意味した古代メソポタミアの言葉「ASU」から題を取られた本作は、かねてから公開を求められてきたNoism独自の訓練法である「Noism メソッド」と「Noism バレエ」に基づき創作される『Training Piece』と、アルタイ共和国に伝わるカイ(喉歌)を音楽に用いた『ASU~不可視への献身』の2部構成で上演される。『Training Piece』ではスティーブ・ライヒや池田亮司の音楽を使用。衣装を手がけるのは、ISSEY MIYAKEのデザイナー、宮前義之。30歳半ばという異例の若さでパリコレを任されたことで業界でも話題となった俊英だ。
日本の現代舞踊の最前線を知る絶好の機会となるだろう。

詳細

イベントのウェブサイト
www.kaat.jp/d/asu
住所
問い合わせ
045 633 6500
営業時間
Jan 24-25 2015 1月24日(土)19時00分〜 1月25日(日)17時00分〜
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