馬鑑(うまかがみ)山口晃展

  • アート, 絵画
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タイムアウトレビュー

大和絵などの古典的な絵画手法を取り入れ、過去、現在、未来の時空を超えた大胆な表現で人々を魅了する画家、山口晃。まじまじと見入ってしまうほど緻密に書き込まれた建物の描写は、同じ作品でも見るたびに新しい発見がある。今回の展覧会では、約12年ぶりとなる『厩圖(うまやず)』の新作が発表される。オートバイと馬が融合した、いつの時代のものとも言えない不思議な乗り物が収まる小屋の前に、袴や作業着、ポロシャツ姿の人々が雑談している。馬の博物館が所蔵する桃山時代に描かれた『厩図』と並べて見ることができるのは、この展示ならではと言えよう。展覧会名に「馬」とあるように、ほかにも馬が描かれた作品が多く展示される。

詳細

住所
価格
一般200円、高校生・中学生・小学生30円
営業時間
10時00分〜16時30分(入場は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(3月28日、4月4日、5月2日は除く)
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