田名網敬一 空中回廊(1975-1993)

  • アート
  1. ©Keiichi Tanaami Courtesy of the artist and NANZUKA
    ©Keiichi Tanaami Courtesy of the artist and NANZUKA
  2. ©Keiichi Tanaami Courtesy of the artist and NANZUKA
    ©Keiichi Tanaami Courtesy of the artist and NANZUKA
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タイムアウトレビュー

渋谷のギャラリー、NANZUKAにて、田名網敬一の1970年代後半から90年代初めにかけての作品を集めた回顧展が開催。1936年生まれの田名網敬一は、1960年代からサイケデリックカルチャーやポップアートシーンを牽引してきた、稀代のアーティスト。武蔵野美術大学在学中にデザイナーとして華々しくデビューしながら、様々なファインアート作品を精力的に制作し、今日に至るまで創作活動の幅を広げてきた。本展では、その全貌を俯瞰的に捉えるべく、会期を1部と2部に分け、創作の歴史をたどる。第1部では、1977年から1992年にかけて「擬似庭園」をコンセプトに制作された、一連の木彫作品のインスタレーション、ペインティング、プリント作品、実験映像作品を展示。第2部では、2004年に大阪のgrafとのコラボレーションにより制作された大型家具、80年代のペインティング、プリント作品などを展示予定だ。「編集」という方法論を用いながら、70代を迎えた現在も実験的な挑戦を続ける田名網敬一。ここ数年、ベルリン新国立美術館やテートモダンなど海外での展覧会にも積極的に参加し、今後もニューヨークやチューリッヒでの新作個展を控えているという。

詳細

イベントのウェブサイト
nug.jp/jp/exhibition/2015keiichiTanaami.html
住所
問い合わせ
03 3400 0075
営業時間
Jul 11-Aug 8, Aug 29-Sep 26 11時00分〜19時00分 ※オープニングレセプション 7月11日(土)18時00分〜20時00分
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