JR九州の新幹線800系『つばめ』や、猫の駅長『たま』をモチーフにした『たま電車』のデザインで知られるデザイナー、水戸岡鋭治。その25年にわたるデザイン活動の軌跡をたどる展覧会が、水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。子どもたちにこれからの公共デザインに関心を持ってもらえるようにと、テキスタイルやイラストレーション、デザインスケッチや模型などを通じて紹介。デザインの世界を旅するかのように、楽しみながら鑑賞することができる。
7月21日以降、9月8日を除く毎週土曜日と日曜日に、参加自由のギャラリートークを開催。市民ボランティアの解説を聞きながら鑑賞ができるので、展示への理解をより深めることができるだろう。 7月18日と7月20日には、未就学児と保護者を対象にした鑑賞ツアーを開催。電話申し込みが必要となるが、係員がサポートしてくれるので、安心して展示を楽しめる。