東京ステーションギャラリー

  • アート
  • 丸の内
  1. Tokyo Station Gallery
    Photo: ©Tokyo Tender Table
  2. Tokyo Station Gallery
    Tokyo Station Gallery
広告

タイムアウトレビュー

東京駅丸の内駅舎内にある美術館で、駅を単なる通過点ではなく、香り高い文化の場として提供したいという願いを込めて1988年に誕生。東京駅の保存、復原工事に伴い、2006年に一時休館したが、2012年秋にリニューアルオープンを果たした。

重要文化財の駅舎内であることを意識し、展示室壁面には駅舎のレンガ壁が使われており、バラエティーに富んだ企画展を年5回ほど開催している。

詳細

住所
東京都千代田区丸の内1-9-1
Tokyo
アクセス
『東京』駅(M12出口)徒歩3分
価格
展覧会により異なる
営業時間
10時00分~18時00分(金曜は20時まで)/入館は閉館30分前まで/休館日は月曜(祝日の場合は翌平日)

開催中

生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真

近代写真の金字塔とも言える写真家、安井仲治(やすい・なかじ、1903〜1942年)の回顧展が「東京ステーションギャラリー」で開催。安井は大正期から太平洋戦争勃発に至る激動の時代に関西を中心として活動し、土門拳や森山大道らにも影響を与えた写真家だ。 病により38歳で早逝した安井は、わずか20年ほどの活動期間ながら、ドキュメンタリー、スナップショット、新即物主義、シュルレアリスムと、多くの表現動向を吸収しながら、旺盛な創作意欲のもと、あらゆる写真の技法と可能性、スタイルを追究した。 本展では、太平洋戦争の被害を免れた貴重なビンテージプリント約140点と、研究を重ねて一点一点作成されたモダンプリント約60点を中心に、短くも濃い安井の表現活動を紹介する。 変わり行く都会の風景とそこに生きる人々、戦争へ向かう不穏な世相をも身近な事物に託して繊細に写し出した、安井の再評価へとつながる機会になるだろう。

広告
関連情報
関連情報