岡野智史&野村康生「WASTE STYLE-選ばれなかった未来学派-」

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タイムアウトレビュー

『WASTE STYLE -選ばれなかった未来学派-』この発起人は岡野智史と野村康生(ドラムの人)。画家である2人はアーティストグループ『20TN!』のメンバーとしてこれまでも様々な活動を行ってきた。2人は制作姿勢こそ違えども、その背景には互いにある共有すべき質感のようなものがある事を意識している。 共に1979年生まれ。埼玉と島根に育ち、小さい頃は漫画やテレビの影響から絵を描きはじめた。1980、90年代はいわゆる一億総中流化の時代、2人も ご多分に洩れずごく一般的な過程を経て美術の道へと歩を進めてきた。少年マンガ、TV、ファミコン、図画工作、運動部、ヤンキー、淡い挫折、童貞、家族、進路指導、美術部、美大受験、浪人、予備校、武蔵美、現代美術、失われた10年代…個別のトピックでありながらそれらは共通するイデアを個々の内 に孕んで行く事になる。かつてそこにあった数多の選択と可能性… 自らが"選ばれなかった未来の落し子であるかのような2人が今、臨んで自らのイデアを掘り起こし、学問する。その先に果たして社会を真横に貫き得るイズムは可能か否か。今展覧会では 「光らないTV問題」「自分史世界史問題」「モアレ宇宙予想」などなどWASTE STYLE的テーマを問題形式で掲げ、その解法と思索の過程をパネル展示する。


オープニングパーティー
9月10日(土)17時00分~ スペシャルLIVE:星屑のキラメキ

詳細

イベントのウェブサイト
mograg.com
住所
営業時間
Sep 8-25 2011 14時00分~20時00分
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