作品集が発売され日本でも本格的に注目を浴びている、チリの建築家スミルハン・ラディックの展覧会。作品集は、より自身のルーツであるクロアチアでの発音に近いという「スミリャン・ラディッチ」名での発行だったが、本展では馴染み深い訳が使用されている。近年関心が高まっている南米の建築シーンにあって、物語や世界観を重視するラディックはひときわユニークな存在だ。広島市現代美術館での映像作品の上映や、銀座メゾンエルメス フォーラムでの展覧会など、建築界のみならずアート界でも確かな人気を誇っている。『BESTIARY:寓話集』と名づけられた本展では、空想上の生き物に見立てた20余りの模型を中心に、建築家の考える現代の寓話集が提示される。
スミルハン・ラディック展「BESTIARY:寓話集」
広告
タイムアウトレビュー
詳細
広告
関連情報
関連情報
Discover Time Out original video