ケロッピー前田『サスペンションズ☆空飛ぶ改造人間』

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タイムアウトレビュー

サスペンションとよばれる、“フックを身体に貫通させ、吊り下げられる人間”たちを撮った写真展が開催される。欧米ではバンジージャンプに似たリスクスポーツの一種として人気を得ており、サスペンションをしている人々は、「鳥になったような感覚」を味わうことができるという。今回の写真を撮ったケロッピー前田は、90年代初頭より、“身体改造(ボディ・モディフィケーション)”を追うフォトジャーナリストとして活動している。2008年には、原宿エクストリームのASAMIらともに、サスペンションチーム『THEフッカーズ』を結成し、志願者たちにサスペンション実践のチャンスを与え、同時にその現場を記録し続けてきた。サスペンションは、集中することによる“痛みなども通り越した感覚”で行うが、もし集中力が足りなかったり、出血などがある場合は、途中で取りやめるケースも。今回の写真展でも、出血がともなう写真は一切展示されていない。サスペンションという行為が存在し、またそれがどういうものなのかを正しく知れる機会だ。


詳細

住所
営業時間
Until Sun Oct 31 14時00分から19時00分
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