絵本作家キヨノサチコによって生み出された猫の男の子“ノンタン”。はじめキヨノが描いたのは、いたずら好きな子ぎつねの話だった。それを、もっと子どもたちに親しみやすい動物にと猫の子を主人公に描き直されたのが、ノンタンだ。
今回は誕生35周年を記念して、初公開となるノンタン誕生のきっかけとなった「あかんべぎつね」の原画をはじめ、キヨノの没後2011年に発表された『ノンタンスプーンたんたんたん』などの絵本原画、スケッチなど約150点を展示。キヨノが「ノンタン」に込めたメッセージと作品の魅力を紹介する。