さいたまトリエンナーレ2016

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タイムアウトレビュー

2016年に初開催される、埼玉の国際芸術祭。彩の国さいたま芸術劇場のある「与野本町駅〜大宮駅周辺」、現在も住宅開発が進み生活の現場として機能している「武蔵浦和駅周辺〜中浦和周辺」、今は使われていない旧埼玉県立民俗文化センターを主要展示スポットに据えた「岩槻駅周辺」という、3つのエリアを中心に様々なアートイベントやエキシビションが行われる。ディレクターを務めるP3 art and environment統括ディレクターの芹沢高志は、『別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」』や『ヨコハマトリエンナーレ2005』を成功に導いてきた経歴を持つだけに、同トリエンナーレにも期待が注がれている。

記念すべき初開催に名を連ねる参加アーティストには、オフィシャルサイトのイラストを手がけている「タムくん」ことウィスット・ポンニミットや、同じくタイ出身の映像作家アピチャッポン・ウィーラセタクン、スロヴェニア出身のマテイ・アンドラシュ・ヴォグリンチッチなど、海外の気鋭アーティストが揃う。日本からは、大友良英や日比野克彦、小沢剛をはじめ、若手ながら各芸術祭で人気を博している「目」、また演劇界から「マレビトの会」の松田正隆や「チェルフィッチュ」の岡田利規、そして小説家の多和田葉子など、多彩な顔ぶれが参加する。

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イベントのウェブサイト
saitamatriennale.jp
住所
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