東京の“こだわり”かき氷5part2

十条、六本木、西荻窪、浅草、銀座で味わう贅沢な“氷”

Read this in English
東京の“こだわり”かき氷5選 part2

ori HIGASHIYA

前回、東京で食べられる“こだわり”かき氷5選を紹介したが、こだわりの店舗はまだある。近年、美味しいかき氷を食べられる店が増えてきたからだ。価格もやや高めのものが多いが、これは店舗がかき氷を立派な夏のスイーツだと認識し始めた結果。また、そんな美味しいかき氷を求めて食べ歩く“氷好き”も増えている。

2004年に開設された老舗かつ人気のかき氷ブログ『トーキョーウジキントキ』管理人、あやのは語る。「年々氷好きが増えている感じがします。高いお金払って食べる、“グルメかき氷”というジャンルが確立したというか。美味しいかき氷を出すお店、美味しいかき氷なら喜んでお金を払う人が増えたからだと思います。ここ5年くらいで大きく変わったという印象ですね」

今回もそんな“夏スイーツ”、こだわりのかき氷を楽しめる5店舗を紹介する。下記以外、「氷の提供は8月から」という店舗もあるので、暑さに負けず食べ歩き、自分好みの店を見つけてほしい。


十条『だるまや餅菓子店』天然氷生イチゴ+ミルク(880円+100円)

ジャムのような手作りの生イチゴシロップ(季節限定)に、ミルクをトッピング。シロップやミルクが均一にかけられていないため、スプーンですくって口に入れるたび、違った味が楽しめる。こちらの店舗では近年生産量が少なくなってきている天然氷を、日光の『松月氷室』から仕入れており、氷の口当たりが非常にまろやか。不思議と、食べ進めても体が冷えて震える、ということがない。いつまでも食べていたくなる味だ。1年中かき氷を提供しているので、氷好きには嬉しい。
店舗の雰囲気は、いかにも下町の老舗といった趣で落ち着ける。気さくな店員にたずねれば、季節のオススメを教えてくれるので、それに乗ってみるものいい。
(*現在、生イチゴシロップは品切れ。イチゴシロップは発売中)

店舗の詳細はこちら


六本木『ori HIGASHIYA』抹茶金時 950円

イートインスペースの“SABO”は茶室を思わせる洗練された雰囲気。氷は古い機械を使って丁寧に作られている。抹茶シロップは色が濃く、甘さがない。そのためインパクトのある抹茶の味がダイレクトに伝わってくる。氷の中にはあずきが隠れており、抹茶氷と絡めながら食べるとほどよい甘さに。別添えの練乳をかけることでも甘さの調節ができる。器も美しく、涼やかな氷の見た目をさらに引き立てている。甘ったるい宇治金時に飽き飽きしている方にはぴったりの氷。

店舗の詳細はこちら


西荻窪『甘いっ子』いちごミルク白玉 950円

浅く広いお皿一面に氷、その上にイチゴシロップと練乳、脇には白玉が8つ。見た目はかなり甘そうに見えるが、実際はイチゴシロップが甘酸っぱくスッキリした味わい。練乳と白玉がほどよいアクセントになっており、あっという間に食べられる。
平日でも満席になってしまうほどの人気店なので、夏場は行列を覚悟したい。

店舗の詳細はこちら


浅草『初音茶屋』氷白玉 550円

気さくなおかみさんが作ってくれるかき氷は、粒子が細かくフワフワで、まるで雪のよう。「氷の上にのせると固くなるから」という配慮で、別添えになっている白玉は、その狙い通りモチモチとした食感。高くない値段も嬉しい。各種かき氷のほか、白玉ぜんざい(650円)、クリームぜんざい(650円)、また焼きそば(550円)などの軽食も用意されている。

店舗の詳細はこちら


銀座『うおがし銘茶 銀座店 茶・銀座』大人のかき氷 500円

お茶屋であるこちらの店舗では、7月いっぱいまで3階の抹茶席にてかき氷を楽しめる。半吹き抜けのようなスペースとなっておりやや暑いので、氷もますます美味しく食べられる。「大人の」という通り、ふわりと美しく盛られた氷の中ほどに、甘さ控えめな抹茶シロップがほどよくかかっている。添えられた甘納豆などの和菓子を口に入れつつ、食べ進めよう。量も多すぎず、少なすぎず。小休止にぴったりな氷だ。
系列店である築地『うおがし銘茶築地新店 茶の実倶楽部』では7月15日(木)から8月20日(金)まで氷を提供するとのこと。銀座店とは使っている抹茶が違うので、味の違いを楽しみたい。

店舗の詳細はこちら

テキスト 高橋ユキ

コメント

Copyright © 2010 Time Out Tokyo