旬で話題のフランス映画最新作をいち早く紹介する『フランス映画祭』が、有楽町・朝日ホール(メイン)、TOHOシネマズ 日劇(レイトショー)を会場に開催される。
今年はコメディ、サスペンス、歴史劇、ドキュメンタリーにアニメーションなど幅広いジャンルの新作12本に加え、新たな試みとなるクラシック作品1本と、短編作品集(全8本)というバラエティに富んだラインナップ。オープニング作品は、フランス本国では公開から1ヶ月で100万人を超す興行成績を記録、第37回トロント国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した、フランソワ・オゾン監督の『In the House』。若き作家と教師の個人授業がやがて息詰まる心理戦へと変わっていくこの作品は、フランスを代表する名優ファブリス・ルキーニと、新人エルンスト・ウンハウワーの手に汗握るスリリングな駆け引きが見どころだ。