『モナ・リザ』や『最後の晩餐』など世界的な名画を残した巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの“美の系譜”に焦点を当て、ダ・ヴィンチの作品、弟子との共作、弟子やレオナルド派と呼ばれる画家たちによって描かれた約80点もの作品、資料を通じて、ダ・ヴィンチの創造した「美の理想」の真髄に迫る。
十数点しか現存しないといわれているダ・ヴィンチの作品のうち、日本初公開となる円熟期の傑作『ほつれ髪の女』や、若き日の習作『衣紋の習作』、プライベート・コレクションのため、あまり目にする機会のないもう一つの『岩窟の聖母』が一堂に。また、ダ・ヴィンチから強く影響を受けた弟子の作品、後世の画家たちによる様々な『モナ・リザ』など、出品作品の約9割が日本初公開となる本展は、ダ・ヴィンチの魅力を存分に堪能できるかつてない展覧会といえる。