東學 墨画展『天妖草子 ~十二美神群像絵図~』

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タイムアウトレビュー

おぼろの月夜に蠢き出す、十二化身の美神あり。

東學 プロフィール
京都生まれ、墨絵師。演劇ポスターを数多く手がけているアートディレクター。扇絵師であった父・東 笙蒼のもと幼いころから絵筆に親しむ。デーマは一貫して“女”。その純日本的な血から生み出される墨画(bokuga)には、アートディレクターとして名を馳せる彼のアバンギャルド感性と、日本古来の美意識の両方が凝縮されている。

東の墨画には、伝統的な水墨画に見られる“ぼかし”などの墨の濃淡がほとんどない。黒髪も、柔肌の丸みも、着物の柄として描かれた様々な花や生きものたちの表情もすべて、極細い筆先から生まれる線だけで表現されている。また、墨以外の色も排除してるのに、絵の女たちは、鮮烈な色彩感覚を呼び起こし、手ざわり、匂いまで感じさせる。

詳細

イベントのウェブサイト
posterharis.com
住所
営業時間
Jun 10-Jul 3 2011 18時00分から20時00分
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