話題の『食べるアート展 L'art de Rosanjin』にて、スペシャルなトークイベントが開催決定。登壇するのは、ソムリエで料理家の横塚美穂と、文化人類学者の船曳建夫。フードスタイリストやオーガニックコンシェルジュとしても活躍中の横塚は、単に食べるという行為以上の表現を食に見いだし、食を中心としたライフスタイルブランドを展開するなど活動の場を広げている。同展のバーラウンジにおいてもカクテルの監修を手がけることで、会場の洗練された空間づくりに一役買っている。東京大学名誉教授の船曳は、日本をはじめとした東アジアや、ポリネシア、メラネシアの文化を研究領域として、儀式や演劇など文化における身体性に常に関心を寄せてきた。タイムアウト東京でも、『鮨の謎 1ー築地と鮨ネタ』など、日本文化を明快に、かつ深く考察した『東京を創訳する』という連載で好評を博している。身体に取り込む文化、芸術としての食を紹介する『食べるアート展』にふさわしい2人が存分に語り合う機会を見逃さないでほしい。
