世界目線で考える。ハラル編

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タイムアウトレビュー

訪日外国人の観光市場の拡大にともない、最近、よく耳にするのが「ハラル」という言葉だ。ハラルとは、イスラム教の経典『コーラン』で示されたイスラム教徒の生活全般に関するガイドラインといえるもので、例えば、食についても、これに照らし合わせて「合法」(=ハラル)であるものについて、口にすることができるといわれる。ハラルについては、非常に細かなルールが存在するが、統一されたものがあるわけではなく、宗派や国の違いなどでその対応が異なるのが現状のようだ。よって、観光文脈でよく話題となる「ハラル認証」(ハラル適合を示す認証)についても複数の認証機関が存在するなど、わかりにくさを助長している。日本では、マレーシアやインドネシアといったムスリムの多く居住する東南アジアのエリアからの観光客が年々増える傾向にあり、「ハラル」について理解し、その対応を進める必要があるとの議論が盛んだ。また、クールジャパン文脈においても飲食関連企業のイスラム市場進出では、食材や醤油などの調味料などについて、「ハラル」への対応が重要との認識が広まっている。今回の『世界目線で考える。ハラル編』では、日本ではじめてのイスラム法(シャリア)適格ファンド(マレーシア政府系ファンドも出資し、現在のところ規模は49億5,000万円)の立ち上げにも参加し、当ファンドの現地支援パートナー、リスパイア社のメンバーとして活躍するK2 パートナーズ・ホールディングス株式会社代表取締役の平山一滋をゲストに迎え、最新のハラル事情や18億人、200兆円といわれるイスラム市場へのアプローチの仕方について話を聞く。第1部は平山一滋によるトークライブ。第2部は、タイムアウト東京代表の伏谷博之が聞き手として参加し、参加者とのQ&Aも交えたトークセッションを予定している。ぜひ、この貴重な機会に参加してほしい。定員は50名。参加方法については下記を参照。

チケットの申込はこちらから
※定員50名に達し次第終了。

平山一滋 プロフィール
K2 パートナーズ・ホールディングス株式会社代表取締役
東京大学大学院新領域創成科学研究科中退。元マイクロソフトジャパン社長成毛真による事業支援・投資ファンド インスパイアに参画。消費財分野からIT・通信、広告・メディア・コンテンツ分野まで幅広い知識と視点をいかした切り口と提案のクオリティの高さにより、大企業に根強いファンが多い。ユーグレナをはじめとしたバイオベンチャーや、IT ベンチャーなどへの投資実行、投資後モニタリングの豊富な経験を経て、2013 年クアラルンプール移住。現在、数十社にのぼる日本企業の海外進出支援の責任者として日々アジア、世界を飛び回っている。特に知見の高い領域として、アジア・ムスリム市場、ムスリムビジネス全般、ライフスタイル・イノベーター、産業カテゴリーとしてB2C 全般(消費財、リテイル、コマース)、IT・通信、広告・メディア分野。
http://k2partners.asia

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Thu Jan 29 2015 16時30分〜18時00分(16時受付開始)
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